TOPICS

トピックス

平屋の外観事例3選|おしゃれなデザインにするコツとは?

平屋の外観事例3選|おしゃれなデザインにするコツとは?

住まいづくり

平屋はその構造上、建物全体のシルエットが視線に入りやすいため、外観が住まいの印象を大きく左右します。ですから、平屋は2階建て以上に外観デザインの配慮が必要です。

平屋の外観は、住む人の個性やライフスタイルを表現するだけでなく、日当たりや風通し、空間のつながり方にも大きな影響を与えます。見た目の美しさと暮らしやすさを両立したいですね。

本稿では、平屋の外観事例と、おしゃれなデザインにするコツをご紹介します。平屋を建てるご計画の方は、本稿をヒントに、あなたにぴったりの外観デザインを見つけてください。

東広島の広い分譲地・グリューネン入野なら平屋にピッタリ!

外観デザインがおしゃれな平屋の事例3選

さっそく、外観デザインがおしゃれな平屋の事例を3つご紹介します。

外観事例1:シンプルだけど平凡じゃない平屋

シンプルだけど平凡じゃない平屋の外観事例

まずは、シンプルでありながら個性的な外観の平屋をご紹介します。モノトーンの美しい外観に、斜めに切った壁と深い軒がアクセントを添えています。

招き屋根(アシンメトリーの切妻屋根)がダイナミックなフォルムを描き、素材感の異なる外壁が絶妙なバランスで配置されています。

目を引くこの外観は、シンプルながらしっかりと個性を主張する《デザインされた平屋》の好例です。

シンプルだけど平凡じゃない平屋の外観事例

室内は、モダンにアレンジされています。

床にはぬくもりを感じる無垢オーク、天井には表情豊かなレッドシダーと空間を引き締める石材のタイルを張っています。

吹き抜けにロフトを組み合わせたLDKは、高さと視線の抜けが心地よく、暮らしのなかに《余白》と《遊び》を生み出しています。

さらに、北欧デザインでまとめたダイニングやグレージュトーンのキッチン空間など、細部にまで建築主のこだわりが光っています。

この事例の詳細はこちら

外観事例2:光と風が巡る中庭のあるモダンな平屋

光と風が巡る中庭のあるモダンな平屋の外観事例

つづいてご紹介するのは、白で統一された端正な外観に、水平ラインを際立たせた高窓が特徴的な平屋です。正面には装飾を抑えたフラットな壁面が広がり、シンプルモダンな美しさが際立ちます。

一見すると閉じた印象ですが、建物中央に中庭が設けられており、内側に豊かな開放感を生み出しています。外観のミニマルさと、内部のぬくもりの対比が、デザインとしての完成度を高めています。

裏庭も広々としていて、ウッドデッキを設けた遊び心のある空間が広がっています。

光と風が巡る中庭のあるモダンな平屋の外観事例

住まい手のご家族は、子育てと猫たちとの暮らしを見据えて、のびのびと過ごせる平屋を選択されました。中庭を囲む間取りで、プライバシーも確保しています。

室内も白を基調としたモダンなデザインです。リビングを折り上げ天井で仕上げ、ウッドパネルを張ることで、モダンスタイルが持つよそよそしさを解消しています。

外観には静けさを、内には豊かさを ⸺ 無駄を削ぎ落としたデザインのなかに、やさしさと機能が詰まった平屋です。

この事例の詳細はこちら

外観事例3:街並みに静かに溶け込むナチュラルな平屋

街並みに静かに溶け込むナチュラルな平屋の外観事例

最後は、印象的な外観の平屋です。2つの白壁と切妻屋根がエントランスの木格子を挟んで構え、シンプルかつ柔らかな印象で、どこか品のあるたたずまいです。

エントランスの植栽と格子越しに見える中庭の植栽が、さりげなく奥行を感じさせます。シンプルながらも、しっかり記憶に残るファサードデザインです。

外と内、人工と自然のバランスが整った設計により、街並みにも自然と溶け込みます。

街並みに静かに溶け込むナチュラルな平屋の外観事例

間取りは、中庭を囲むコの字型のプランを採用しています。リビングやダイニング、個室からも庭を見渡せ、外からの視線を遮りながら自然とともに暮らす感覚が味わえます。

LDKには漆喰系自然素材「カルクウォール」やヒバ材のフローリングを採用しています。調湿性や肌ざわりなど、五感で心地よさを感じられる空間に仕上がりました。

大人がくつろげる開放感、子どもたちが走り回れる中庭、未来のライフスタイルにもやさしくフィットする ⸺ そんな、上質で静かな平屋です。

この事例の詳細はこちら

センスがいいと言われる外観の平屋にするコツ

つづいて「センスがいい」と言われる外観の平屋にするコツをご紹介します。

外観に凹凸を設けて陰影をつくる

外観に凹凸を設けて陰影をつくる

平屋はシンプルな形状になりやすく、何も工夫しないと単調に見えがちです。そこで建物の外観に適度な凹凸を付けて陰影を生み出すと、奥行が感じられ高級感のある印象になります。

ポイントは、間取りを長方形にせずL字型やコの字型にすること。そうすることで、外観に凹凸が現れます。玄関ポーチ部分を引っ込めたり、屋根付きのテラスを張り出したりする方法も有効です。

ただし、凹凸を増やし過ぎると、室内の間取りが複雑になる恐れもあります。外観に立体感を与えつつ、居住性とのバランスも考えて計画するとよいでしょう。

屋根の形状と勾配で個性を演出する

屋根の形状と勾配で個性を演出する

平屋の屋根は面積が大きく、地上からもよく見えます。そのため、屋根の形状や勾配(傾斜角度)が外観の印象を決定づける重要な要素になります

屋根のかけ方ひとつで家の雰囲気が大きく変わり、和風・洋風・クラシックなどさまざまなテイストを表現できます。

一般的な屋根形状には、以下のものがあります。

一般的な屋根形状

それぞれの特徴をご紹介しましょう。

片流れ ダイナミックでモダンな印象になり、平屋をスタイリッシュに見せられる。ロフトスペースを取りやすい利点もあり、現在のモダン系平屋で人気の屋根。
切妻 シンプルで周囲の景観に馴染みやすい形状。ゆったり大きな切妻屋根は、平屋に重厚感と安定感を与える。和モダンやナチュラルテイストにマッチする。
寄棟 どの方向から見ても安定感があり、風に強いのが特徴。深く軒を出す設計にすると重厚で落ち着いた外観になる。和モダンや高級感のあるスタイルに向く。
方形 コンパクトなピラミッド形の寄棟で、安定感がある。軒の出し方しだいで重厚にもかわいらしくも演出できる。幅広いテイストの平屋に利用されている。

外観事例1でご紹介した片方が短い切妻屋根は「招き屋根」とも呼ばれます。片流れの長所も兼ね備え、採光性や通風性がよく、屋根裏空間も広くなるためロフトスペースを取りやすくなります。

なお、屋根勾配も重要で、勾配の緩急によって印象が変化します。急勾配ならクラシカルで重厚緩やかな勾配なら現代的でスマートな印象になる傾向があります。

選ぶ屋根材によって必要な最低勾配が異なるため、屋根材を選ぶ際は、質感だけでなく外観デザインも考慮しましょう。

外壁材の色と質感で印象をコントロールする

外壁材の色と質感で印象をコントロールする

人の目線の高さでどっしりと横に広い平屋は、どうしても外壁面が目立ちます。そのため、外壁の色や質感が家全体の雰囲気に大きな影響を与えます。

平屋のカラースキームは、色を使い過ぎないのがポイントです。できるだけ使う色を3色以内に絞り、使う色同士を調和させると統一感が生まれます。

近年のモダンな平屋では《白×黒》や《グレー×黒》などモノトーンの2色使いが人気です。ベージュやブラウン系の濃淡ツートーンも、上品に仕上がります。

窓の配置と種類で外観のアクセントをつくる

窓の配置と種類で外観のアクセントをつくる

窓は室内に光や風を取り込む機能だけでなく、外観におけるアクセント要素にもなります。効果的な窓配置によって、単調になりがちな平屋の外観にリズムと表情を与えられます。

たとえば、丸窓をワンポイントで採り入れればレトロでかわいいアクセントになります。あえて正面の窓を減らすと、ミニマルで洗練された印象を与えられます。

他にも正方形の小窓をグリッド状に複数配置したり、大開口のFIX窓(はめ殺し窓)を設けてガラス面をデザインの主役にしたりする例もあります。窓枠の色も外観に調和させましょう。

外構・周辺環境と建物を調和させる

外構・周辺環境と建物を調和させる

建物そのものだけでなく、外構(お庭や玄関アプローチなど)との調和もおしゃれな外観づくりに欠かせません。平屋は地面とのつながりが強い分、外構しだいで印象が大きく変わります。

たとえば、建物がシンプルだと味気ないと感じるかもしれません。しかし、植栽・アプローチ・門柱・ポスト・フェンスなどが整っていると、外観全体の印象が見違えるほどおしゃれになります。

周辺の街並みや自然環境との調和も意識しましょう。緑豊かな環境なら外構に自然素材を取り入れて景観に溶け込ませる、住宅街なら周囲の家の配色を意識する ⸺ といった配慮が大切です。

平屋建築の実績が豊富な建築会社に依頼する

平屋建築の実績が豊富な建築会社に依頼する

家づくりで失敗しないためには「経験豊富なプロの力を借りることが近道」ですが、平屋の場合も例外ではありません。平屋の施工実績が豊富な会社に依頼すれば、的確なアドバイスを得られます。

平屋の外観デザインでは、多くの要素を総合的に検討する必要があります。平屋に不慣れな会社だと、こうしたトータルコーディネートがうまくできず、何かを見落としてしまうかもしれません。

依頼前には、その会社の平屋の施工事例をチェックすることが大切です。自分好みのおしゃれな平屋を手掛けているか、建物と外構の調和までしっかり考えられているかを確認しましょう。

平屋建築では広めの土地のほうが外観デザイン上有利

平屋建築では広めの土地のほうが外観デザイン上有利

平屋建築では、広めの土地のほうが外観デザインの自由度が高く、有利になるケースが多いです。「狭い土地=不利」と単純には言い切れませんが、工夫が必要になり、難易度が上がります。

広めの土地なら、以下のメリットがあります。

  • 建物の形状にゆとりが持てる
  • 窓配置の自由度が高まる
  • 外構デザインで魅せられる

広めの土地なら、L字型やコの字型など、凹凸や中庭を生かした立体的な外観にしやすくなります。横に広がる印象的なシルエットにすることも容易で、平屋らしさを演出しやすいです。

また、隣家と距離が取れる分、外部からの視線が気になりにくいところも広い土地の長所です。そのため、大開口の窓や掃き出し窓を設けやすく、外観に洗練された開放感を生み出せます。

土地が広ければ、アプローチや植栽などと組み合わせて、建物だけでは実現できない《見せ場》をつくることもできます。

【まとめ】おしゃれな平屋の外観実例からデザインのコツを学ぼう

平屋は建物全体のシルエットが視線に入りやすいため、外観が住まいの印象を大きく左右します。実例から《おしゃれに見せるコツ》を学ぶと、理想の外観を手に入れる手助けになるでしょう。

本稿でご紹介した3つの実例と、おしゃれな外観の平屋にするコツを参考に、あなたも理想の外観を探してみてはいかがでしょうか?きっと、家づくりが楽しみになりますよ。

おしゃれな平屋の外観実例からデザインのコツを学ぼう

東広島の分譲地「グリューネン入野」は、平均70坪超えで300万円台からご提供しています。平屋向きで、大きな公園を中心とした自然豊かで開放的な町並みが魅力です。

JR駅が徒歩圏内にあり、小学校も近くにある好立地です。もしも平屋の建築をご検討中でしたら、お近くにお越しの際、ぜひ見学にお立ち寄りください。

東広島の広い分譲地・グリューネン入野なら平屋にピッタリ!

現地見学のご相談 受付中

現地のご案内、 暮らしを体感できるモデルハウスや ショールームのご見学など、
住まい探しのお手伝いをいたします。
お気軽にご予約ください。

資料請求・お問い合わせ

グリューネン入野についての お問い合わせはこちらから。

グリューネン入野に関する お問い合わせはこちら