
東広島市に移住する魅力とは?使える移住支援も解説
住まいづくり
「自然に囲まれた暮らしがしたい」「でも、都市の便利さも捨てがたい」⸺ 移住希望者のそんな願いをかなえてくれるのが、広島県の中央に位置する東広島市です。
全国でも有数の《酒どころ》としての歴史や、知と技術が集まる《学園都市》としての顔、《多様な自然と文化》に彩られた生活環境。東広島市には、移住先として選ばれるだけの理由があります。
本稿では、東広島市の基本情報から生活環境、実際の移住者の声、そして移住支援制度まで詳しく解説していきます。「移住を本気で考えたい人」のための総合ガイドとしてご活用ください。
東広島ってどんなところ?基本情報と街の魅力
まずは、東広島市の基本情報からご紹介しましょう。
どこにあるの?
東広島市は、広島県のほぼ中央部に位置しています。広島市に隣接することから「広島都市圏のベッドタウン」としての側面を持っています。
市内にはJR山陽本線や新幹線が通り、高速道路へのアクセスも良好。古くから交通の要衝として発展してきたことに加え、広島大学の移転を契機に、交通インフラの積極的な整備が進められてきました。
市の南東部は穏やかな瀬戸内海に面し、中心部は緑豊かな山々に囲まれた盆地地形。自然環境と都市の利便性がほどよく調和しており、快適でゆとりある暮らしを実現できる地域です。
どんな特徴があるの?
東広島市は、さまざまな魅力をあわせ持つ街です。
都市の利便性と豊かな自然が調和し、学園都市としての活気や、歴史・文化の趣も感じられます。
そんな東広島の特徴を、少しずつご紹介していきます。
▼人口20万人規模の中核都市
先述のとおり、東広島市は、広島市のベッドタウンとしての一面もあり、都市機能が整った暮らしやすい街です。
人口は約19.1万人、世帯数はおよそ9.3万世帯となっています (執筆時現在の自治体公表値)。
参考まで、東広島市と人口が同規模の都市をあげてみましょう (人口は執筆時現在の自治体公表値)。
- 北海道帯広市(約16.0万人)
- 青森県八戸市(約21.2万人)
- 埼玉県熊谷市(約19.1万人)
- 長野県松本市(約23.3万人)
- 大阪府岸和田市(約18.6万人)
- 長崎県佐世保市(約22.7万人)
こうした中核都市と同様に、東広島市の市街地には大型商業施設や銀行、医療機関などが充実しており、日々の暮らしに不自由はありません。
それでいて、少し郊外に出れば、里山や川、瀬戸内海の風景が広がります。都市の便利さと自然の豊かさを、どちらも享受できるのが東広島市ならではの魅力です。
▼交通アクセスが良好
東広島市は、JR山陽本線と呉線が市内を通っており、通勤・通学に便利です。山陽新幹線「東広島駅」もあり、広島駅まで約10分、大阪まで約2時間と県内・県外へのアクセスも良好です。
山陽自動車道のインターチェンジも4箇所(志和IC、西条IC、高屋JCT、河内IC)あり、高速道路網が充実しています。
広島空港からも近く、西条駅からリムジンバスで約25分。羽田・成田への直行便も就航しており、出張や旅行にも便利です。
▼学術研究都市としての顔を持つ
東広島市には広島大学をはじめ、広島国際大学や近畿大学工学部、エリザベト音楽大学西条キャンパスなど複数の大学が立地しています。
これらの大学を中心に、国や県の試験研究機関、先端技術産業が集積。「未来に挑戦する自然豊かな国際学術研究都市」を目標に掲げています。
このような東広島市では、豊富な人材(研究者、技術者、学生、留学生)が地域の発展の原動力となっています。
▼ものづくり産業が盛ん
東広島市では、電子部品や自動車関連部品などをはじめとする製造業が盛んです。オンリーワン・ナンバーワンの技術を持つ優良企業が多数存在します。
たとえば、こんな会社が東広島市に本社を置いています。
- 株式会社サタケ(米麦関連の乾燥調製機械や精米プラントでは世界トップクラスのシェア)
- ダイキョーニシカワ株式会社(自動車の内装・外装樹脂部品の開発・製造を手掛け、業界では高知名度)
- 株式会社大創産業(DAISOにより「100円ショップ」という業態を全国に広く知らしめたパイオニア的存在)
産業と大学との連携による研究開発が活発におこなわれているところも、東広島市の特徴です。
▼日本有数の酒どころ
東広島市の中心部である西条地区は、灘(兵庫県)や伏見(京都府)と並ぶ「日本三大酒どころ」のひとつとして知られる銘醸地です。
JR西条駅の南側には、歴史ある酒蔵が建ち並ぶ「酒蔵通り」があり、白壁や赤レンガの煙突が残る風情ある街並みが広がっています。
毎年10月には全国の銘酒が集まる「酒まつり」が開催され、街全体がにぎわいに包まれます。ご当地グルメの「美酒鍋」も、酒どころならではの名物です。
参考:西条酒蔵通り
▼自然環境と景観が豊か
東広島市は、瀬戸内海沿岸から内陸の山間地域まで広がり、海・里・山の豊かな自然に恵まれた街です。
「憩いの森公園」など、自然を身近に感じられる公園やレジャースポットも充実しています。
参考:憩いの森公園
このように、東広島市は「知・文化・自然・利便性」が融合した魅力的な都市として発展を続けています。
こんな人におすすめ!
東広島市は、ご紹介した多様な魅力から、さまざまなライフスタイルを求める方々におすすめできます。
以下の項目にたくさん当てはまる方は、ぜひ一度、東広島市を訪れてみてください。きっと、親近感が湧くはずです。
- 子育て世代、とくに教育を重視する方
- 自然豊かな環境で暮らしたい方
- 都市へのアクセスも重視したい方
- 日本酒文化や食に関心がある方
- 大学や研究機関での仕事に関心がある方
もう少し、補足の説明をしましょう。
▼子育て世代、とくに教育を重視する方
先述のとおり、東広島市には広島大学をはじめとする複数の大学があり、学術的な雰囲気が漂っています。
子育て支援制度も充実しており、自然豊かな環境でのびのびと子育てをしたい方にはとくに魅力的に映るでしょう。
公園や子育て支援施設も多く、地域全体で子育てをサポートする意識が高いのも特徴的です。
▼自然豊かな環境で暮らしたい方
東広島市はその大部分で里山や田園風景が広がり、四季折々の美しい自然を感じられます。新鮮な空気と静かで落ち着いた環境で暮らしたい方にピッタリです。
ハイキングやサイクリング、キャンプなどのアウトドア活動を楽しみたい方にもおすすめ。都市の喧騒から離れて、心豊かな生活を送ることができます。
▼都市へのアクセスも重視したい方
「田舎暮らしに憧れるけれど、都市の便利さも捨てがたい」⸺ そんな方には、東広島市は理想的な選択肢です。
広島市内はもちろん、大阪や福岡といった主要都市へのアクセスも非常に良好。仕事やレジャーで都市部へ出かけることが多い方でも、不便を感じることなく暮らせるでしょう。
▼日本酒文化や食に関心がある方
西条を擁する東広島市は、日本酒ファンにとっては聖地のような場所。日本酒の祭典「酒まつり」は全国的に有名です。酒蔵巡りや美酒鍋など、地域ならではの食文化を楽しめます。
また、東広島市は肥沃な大地を生かした「山の幸」も、瀬戸内海の恵みがもたらす「海の幸」も豊富です。食を通じて地域の魅力を満喫したい方には、この上ない環境と言えるでしょう。
▼大学や研究機関での仕事に関心がある方
先述のとおり、東広島市は広島大学をはじめとする多くの大学や研究機関が集積しています。
そのため、教育・研究分野でのキャリアを検討している方には、多くのチャンスがあるかもしれません。知的な刺激に満ちた環境で働きたい方におすすめです。
東広島市は、自然の恵みと都市機能、そして独自の文化が融合した街です。ぜひ、ご自身のライフスタイルと照らし合わせて、東広島市での暮らしをイメージしてみてください。
移住者が気になる東広島市の生活事情
東広島市では、どのような生活がおくれるのでしょうか?
暮らしと教育にフォーカスして、東広島市の特徴をお伝えしましょう。
暮らしについて
東広島は、都市の利便性と豊かな自然が調和した魅力的な街です。移住を検討する上で重要な「暮らし」の側面を掘り下げていきましょう。
▼エリアごとの特徴
東広島市は合併を重ねたため、市内には個性豊かな町が集まっています。9つの地域に分け、それぞれの特徴をご紹介します。
西条町 | 東広島市の中心部。JR西条駅があり、交通の利便性が最も高いエリア。市役所や大型商業施設、飲食店も集中しており、都市的な生活ができる。 |
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八本松町 | 広島市への通勤圏として人気のベッドタウン。工業団地もあり、半導体や自動車部品関連の企業が集積している。子育て世代にも人気。 |
高屋町 | 教育機関が充実しており、子育てしやすい環境が整ったベッドタウン。JR白市駅があり、広島空港へのアクセスも比較的良好。歴史的な街並みも残る。 |
志和町 | 稲作が盛んで、のどかな田園風景が特徴。歴史ある茅葺き屋根の古民家が残るなど、昔ながらの日本の原風景が広がる地域。 |
黒瀬町 | 自然と産業が調和した地域で、福祉施設の増進にも力を入れている。比較的広範囲に住宅地と田畑が混在。自然と利便性のバランスがよい。 |
福富町 | 高峰に囲まれた、豊かな自然が最大の魅力。アウトドアやレジャーに適した場所が多く、星空も美しい。個性的なスポットが点在。 |
豊栄町 | 特別天然記念物のオオサンショウウオが生息する清流があり、美しい自然が残る地域。観光農園や観光牧場、ジビエ供給地として注目されている。 |
安芸津町 | 瀬戸内海に面しており、美しい海の景観を楽しめる。カキやジャガイモなどの産地としても有名。比較的温暖な気候で、過ごしやすい。 |
河内町 | 広島空港の西隣に位置する地域。清らかな水に恵まれた自然豊かなエリアで、キャンプや川遊びが人気。入野地区では宅地や流通団地の開発が進む。 |
河内町エリアの入野地区では、広島県住宅供給公社による宅地の開発が進んでいます。
広い土地がリーズナブルな価格帯で提供されていますので、「移住+新築」をご検討中の方はぜひ見学にお立ち寄りください。
▼主要産業・仕事事情
東広島市の産業は多岐にわたりますが、とくに以下の分野が主要です。
製造業 | 自動車関連部品、電子部品、食品製造などが盛ん。郊外に工場や物流センターが多く、組立工や機械オペレーターなどの求人が豊富。 |
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学術・研究 | 広島大学を中心に、研究機関や関連企業が集積。研究職、技術職、大学職員、教育関連の仕事に就ける可能性あり。 |
農業・漁業 | 米の生産量が多く、安芸津ではカキ養殖などの海産物の水揚げも盛ん。農業・漁業だけでなく、食品加工や料理人の求人があり。 |
サービス業 | 中心部(西条駅周辺)には商業施設や飲食店が充実。事務職、営業職、販売職、飲食サービス業などの求人があり。 |
なお、業種を問わず車通勤を前提とした求人が多い傾向にあります。
▼不動産相場
東広島市は、広島市中心部と比較すると、賃貸・購入ともに不動産相場は安めです。
賃貸では、大学が多いため、単身者向けの物件や学生向けの物件が豊富です。ファミリー向けの物件も比較的見つけやすいでしょう。
家賃の目安は以下のとおりです (執筆時現在の目安、エリアによって相場の変動あり)。
- 1R・1K:4~6万円台
- 1LDK:5~9万円台
- 2LDK:5~10万円台
- 3LDK:5~12万円台
購入でも、全国の主要都市と比較すると、現実的な価格で土地付き一戸建てが手に入るでしょう。
新築戸建ての目安は「2,000~5,000万円台 (執筆時現在の目安、エリアによって相場の変動あり)」程度です。
中古戸建てや土地も多様な選択肢があり、価格も幅広いです。比較的リーズナブルに購入できる物件も少なくありません。
▼生活費の傾向
東広島市は、物価や不動産価格が比較的低いため、生活にゆとりが生まれやすい環境と言えます。費目ごとの特徴をご紹介します。
住居費 | 都市部よりも安価で、生活費全体を大きく左右する。不動産関連税も抑えやすい。 |
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食費 | 地元産の新鮮な食材が安価で手に入りやすい。外食の相場もお手頃価格。 |
光熱費 | 都市部と大きな差はなし。冬の冷え込みが厳しい地域では暖房費がかさみやすい。 |
交通費 | 車社会のため、ガソリン代や車の維持費がかかる傾向がある。 |
教育費 | 公立の学校であれば、都市部と大差なし。習い事や塾の費用は選択肢によって異なる。 |
娯楽費 | 市内には自然を満喫できるスポットが多く、レジャー費用を抑えながら楽しめる。 |
東広島市は、都市部より不動産価格が低めで、生活費の大部分を占める「住居費」を抑えやすい傾向があります。住まいも、比較的安価に手に入るでしょう。
一方、東広島市の生活は自家用車の所有が前提となるため、車の維持費を含めた「交通費」は都市部より高くなる可能性があります。
子育て・教育について
東広島市は、学術都市としての側面から教育環境の整備意識が高く、安心して子育てしやすい地域と言えます。
▼子育て支援
たとえば、妊娠期から就学後まで、以下のような切れ目のない子育て支援を提供しています。
・東広島市出産・子育て応援交付金
・すくすくサポート
・妊婦歯科健診
・産前・産後ママヘルパー派遣事業
・産後ケア事業
・こども医療費支給制度
・児童手当
・ひとり親家庭等医療費支給制度
・不育症治療費助成
また、以下のような相談・交流の場を設けています。
▼学校教育
東広島市は、学術都市としての基盤を生かし、教育にも力を入れています。
幼稚園から大学まで教育機関が充実しているだけでなく、市内すべての市立幼稚園や小・中学校で「一校一和文化学習」などユニークな取り組みもおこなわれています。
また「心のサポーター」やスクールカウンセラーの配置、校内特別支援教室(SSR)の設置も実施しており、登校しにくい子どもたちへの登校・学習支援もおこなっています。
▼公共施設
公共施設も充実しています。とくに、自然豊かな東広島市には、まさに自然とふれあえる場所が豊富にあります。各地区の公園や里山、清流などを利用して、自然の中で外遊びができます。
医療では、小児科が市内に点在。夜間の子どもの急な体調不良に対応する「こどもの救急電話相談 (#8000)」も利用でき、いざという時も安心です。
参考:こどもの救急電話相談
大型ショッピングモールやスーパーも複数あり、子育てに必要なものが手に入りやすいです。
実際に移住した人の声と体験談
つづいて、実際に移住した人の声と体験談をご紹介します。
移住の先輩の声に耳を傾け、自分の未来を想像してみてはいかがでしょうか?
地域の清掃活動や祭り、運動会などにもよく参加しているので、ご近所さんとは家族ぐるみのお付き合い。地域の皆さんには就農を応援してもらい、うちの子たちもかわいがってもらっています。
移住して後悔したことは、一度もありません。「安芸津に住んでよかった」と心から思う毎日です。
出典:風と自由と東広島
東広島市へ移り住んだきっかけは夫の転勤です。赴任地はお隣の三原市ですが、過去に転勤した夫の同僚や先輩たちから「子育てするなら東広島がいい」と勧められて決めました。
交通利便性や教育水準が高く、商業施設も充実し、勧められた通りの「子育てしやすいまち」ですね。
出典:風と自由と東広島
温かくて優しい人が多いですよね。福富町もそうです。地域のサークル活動がさかんで、私も入って一緒に活動させてもらっています。
都市部に比べ、コミュニティ活動が活発で絆が強いイメージがあります。
出典:風と自由と東広島
東広島市全体が、海もあって山もあってまちもあって、空港も近いし、確かに暮らしやすいですよね。
子育て世帯も増えているし、非常に活気があるなと感じます。
出典:風と自由と東広島
広島に帰ってきて改めて「生活の豊かさ」の大切さに気付きました。
例えば、通勤一つとっても違います。東京では毎日満員電車に乗っていましたが、広島では自転車通勤に。自宅から職場までたった10分の道のりですが、気分転換になってとても気持ちがいい。
西条の名所・酒蔵通りが通勤コースなのですが、昔ながらの景観の中を毎日走れるなんて粋ですよね。
出典:HIROBIRO
東広島市の移住支援制度
さて「東広島、ちょっといいかも」「前向きに移住を検討してみたい」と思ったら、どこに相談すればいいのでしょうか?
最後に、相談窓口と補助金制度をご紹介して終わりたいと思います。
移住・定住支援窓口
東広島市には、移住を検討されている方や、既に移住された方のサポートをおこなうための専門窓口があります。
それが、東広島市役所の地域政策課内にある「東広島定住サポートセンター」です。
- 窓口名称:東広島市地域政策課 定住サポートセンター
- 所在地:東広島市役所北館2階(東広島市地域振興部地域政策課内)
- 電話番号:082-422-1033
- 開所時間:平日8時30分~17時15分(土日祝日、年末年始を除く)
東広島定住サポートセンターでは、たとえばこんなことを実施しています。
情報提供 | 東広島市の暮らしや仕事、住まい、子育て、教育、地域情報など、移住に必要なあらゆる情報を提供。 |
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相談対応 | 移住に関する疑問や不安、具体的な計画などについて、個別の相談に乗ってくれる。 |
支援制度の案内 | 支援金や補助金、空き家バンク制度など、東広島市が提供する各種支援制度について説明や手続きのサポートを実施。 |
関係機関と連携 | 必要に応じてハローワークや不動産事業者、子育て支援施設など、関連する機関との橋渡しをしてくれる。 |
以下の公式サイトも移住情報の収集に役立ちます。
参考:風と自由と東広島
東京にも「ひろしま暮らしサポートセンター」を設置しています。広島ライフスタイリストが、対面・オンライン・電話で、移住を希望される方々のさまざまな相談に応じてくれます。
首都圏と関西圏では、「ひろしま定住フェア」を開催したり「定住セミナー」に出展したりしています。
予定については以下のサイト内等で告知されます。ご興味がある方は、会員登録をしてみてはいかがでしょうか?
移住を具体的に検討されている方はもちろん、少しでも興味があるという段階でも、気軽に相談してみるのがおすすめです。
専門の担当者が、あなたの状況に合わせて丁寧に対応してくれるでしょう。
補助金制度
東広島市では、移住・定住を促進するためのさまざまな支援制度や補助金制度を設けています。
とくに東京圏からの移住者や、市内の特定の地域での創業・事業承継を考えている方向けの支援が充実しています。
東広島市の主な移住支援制度と補助金制度をご紹介しましょう。
▼移住支援金(東京圏からの移住者向け)
「移住支援金」は、東京23区(在住者または通勤者)から東広島市へ移住し、要件を満たす場合に支給されます。
支援金額は、単身の場合「60万円」。2人以上の世帯の場合は「100万円」。18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は、18歳未満の者1人につき「100万円」が加算されます。
ただし移住支援金は、申請から一定期間内の市外転出や対象企業からの退職など、返還の対象となる条件が定められている点に留意してください。
▼移住者等創業及び事業承継支援事業補助金
「移住者等創業及び事業承継支援事業補助金」は、東広島市の人口減少地域での創業や事業承継を考えている移住者向けの補助金です。
具体的には「志和町、福富町、豊栄町、河内町、安芸津町、および八本松町・高屋町・黒瀬町の一部区域」の「店舗等の改修費用、設備の整備費用、器具および備品の購入費用など」が対象になります。
補助金額の上限は「300万円 (補助対象経費の2分の1以内)」です。詳しくは以下の案内をご覧ください。
ここでご紹介したもの以外にも、住まいや就業などのさまざまな支援制度があります。
ご興味がある方は、サポートセンターに問い合わせてみてください。丁寧に案内してくれます。
【まとめ】東広島市で新しい暮らしを始めよう!
東広島市は、自然・教育・産業・文化のバランスが絶妙に取れた、暮らしやすさが魅力のまちです。
都市部の利便性と、四季折々の自然に包まれた穏やかな暮らし、そして地域に根ざした温かな人のつながり ⸺ 東広島市には、移住希望者の心を捉える魅力が詰まっています。
移住支援やサポート体制も充実している今こそ、東広島市での新しい暮らしを本気で考えるチャンスです。まずは一度、現地を訪れて、その空気を肌で感じてみませんか?
東広島の分譲地・グリューネン入野では、平均70坪超えの土地を300万円台からご提供しています。「移住+新築」をご検討中の方は、お気軽にご見学ください。