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アウトドアリビングは後悔する、って本当?理由や注意点、魅力を解説

アウトドアリビングは後悔する、って本当?理由や注意点、魅力を解説

住まいづくり

アウトドアリビングをご存じですか?2017年ころからトレンドになっていて、コロナ禍で注目度が上がりましたので、新築されるご予定の方なら一度は見聞きしたことがあるかもしれませんね。

とは言え、まだまだ導入事例が少ないので「つくってみたものの、あとで後悔しないかな?」とか「つくるなら、どこに注意すればいいのだろう?」と不安になる方が少なくありません。

本稿では、アウトドアリビングの短所(後悔しやすいポイント)だけでなく、特徴長所も詳しくご紹介します。あなたも、本稿を参考に理想的なアウトドアリビングをつくってみませんか?

「アウトドアリビングは後悔する」と言われる理由(デメリット)

「アウトドアリビングは後悔する」と言われる理由(デメリット)

アウトドアリビングは魅力的な空間ですが、いくつかデメリットがあります。

それを知らずにつくってしまうと、あとでギャップに気づき「こんなはずじゃなかった」と後悔するかもしれません。長所と短所の両方を把握しておくと満足度が高まりますよ。

さっそく「アウトドアリビングは後悔する」と言われる理由を3つご紹介します。許容または対策ができそうか、ご検討ください。

メンテナンスコストがかかる

アウトドアリビングの床をウッドデッキにされる場合は、定期的に塗料の塗り直しが必要です。塗膜が劣化した状態で放置すると、以下のような状態になりかねません。

  • 腐朽しやすくなる
  • 紫外線にさらされ、もろくなる
  • シロアリに食べられる

ウッドデッキのメンテナンスコストを抑えたい方は、DIYで塗装されるとよいでしょう。プロに頼むより、安くできますよ。作業日も、自分で決められます。

樹脂製のデッキにするのも、ひとつの方法です。風合いは天然素材に劣りますが、メンテナンスが簡単になるでしょう。

一方、タイルデッキならそれほどメンテナンスコストがかかりません。見ためも高級感があり、おすすめです。ただし、以下の短所があります。

  • 施工費が高額になりやすい
  • 熱を蓄えやすい(夏はヤケドに注意)
  • 施工精度が悪いと、雨で水たまりができる

ウッドデッキにもタイルデッキにも、長所と短所があります。両面を把握したうえで、自分にピッタリの床材を選択してください。

なお、アウトドア用のイスやテーブル、オーニング(日よけ・雨よけの布製ひさし)なども劣化します。設置される場合は、定期的に交換費用が必要になるでしょう。

快適に使える季節が限定される

アウトドアリビングは、快適に使える季節が限定されます。お住まいの地域の気候や特徴を確認してから、採用するかどうかご検討ください。

真夏 猛暑日が増えていて外に出づらい。暗くなると虫が集まる。
真冬 寒くて長時間いられない。雪が積もると利用できない。
春秋 花粉や黄砂のシーズン。アレルギーのある方には不向き。

真夏や真冬は、外に出たいと思わないでしょう。春秋も、花粉や黄砂が飛散しますので、人によっては外に出られる日が限定されます。

対策としては、オーニングが適当ではないでしょうか。オーニングで日陰をつくれば、夏の利用可能日を増やせるでしょう。

落ち着かない

「アウトドアリビングは、落ち着かなくて使っていない」というご意見もあります。道路や隣家からの視線が気になり、いづらいのです。

声やニオイも拡散します。ですから、家族や友人と歓談やBBQをされる場合は、ご近所の迷惑にならないように注意が必要です。

この短所の対策としては、以下が考えられます。

  • 建物で囲んで中庭のようにする
  • 目かくしフェンスで視線を遮る

中庭のように、建物やフェンスでアウトドアリビングを囲んでしまえば、視線を遮りやすくなります。声やニオイの拡散も、少しは防げるでしょう。

中庭のある家を建てると後悔する?中庭のメリットとデメリットを紹介

これから土地を探して新築されるのであれば、広めの敷地を購入されるとよいでしょう。

広々とした敷地であれば、道路や隣家としっかり距離を取れます。ですから、視線や迷惑を気にしなくて済むのではないでしょうか。

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そもそも、アウトドアリビングとは?

アウトドアリビングとは?

アウトドアリビングの短所をご紹介しました。

ところで、そもそも「アウトドアリビング」とはどのようなものなのでしょうか?メリットはないのでしょうか?

次は、アウトドアリビングの特徴や魅力をご紹介しましょう。

アウトドアリビングとは

「outdoor living」は、直訳すると「屋外リビング」になります。文字どおり「屋外にあり、リビングのように過ごせる空間」とお考えいただくとよいでしょう。

アウトドアリビングは、屋内のリビングに隣接させる形で設けるケースが多いです。床の高さ(レベル)や素材の雰囲気を合わせることで、屋内と一体感を持たせます。

そうすることで、まるで屋内のリビングが拡張したような感じになります。「LDKがもっと広ければいいのに」とお悩みの方には、アウトドアリビングがおすすめです。

アウトドアリビングは、スロープを付けて「車いすでリビングに出入りする経路」として利用することも可能です。お庭の一角だけでなく、屋上やバルコニーに設ける場合もあります。

アウトドアリビングの注意点

リビングとアウトドアリビングを隣接して配置する場合は、アウトドアリビングありきで間取りと動線を考える必要があります。ですから、設計力のあるハウスメーカーにご依頼ください。

先述のとおり、アウトドアリビングはリビングの拡張スペースとして活用できます。しかも、屋根を付けなければ延床面積に算入されません

⚠ 屋内的用途と見なされた場合、屋根があると延床面積に算入される可能性があります (建設省住指発第115号)。

じつは、住宅は無制限に大きくできるわけではありません。容積率や建蔽率(けんぺいりつ)といった規定を設けて、敷地に建てられる建物の延床面積を制限しているのです。

参考:建築基準法 第52条(容積率)
参考:建築基準法 第53条(建蔽率)

しかし、屋根なしのアウトドアリビングなら、いくら広くしようが延床面積に算入されません。

また、登記上の建物面積にも算入されませんので、それを基準とする固定資産税家屋の床面積にも原則として参入されません。

あなたも、第2のリビングとして、広々とした敷地に大きめのアウトドアリビングをつくってみてはいかがでしょうか。

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アウトドアリビングの魅力(メリット)

アウトドアリビングの魅力(メリット)

最後に、アウトドアリビングの魅力(メリット)を3つご紹介して終わりたいと思います。

リビングを拡張できる

アウトドアリビングがあれば、イスやテーブルを置いてゆったり過ごせます。キッチンで調理して食事をアウトドアリビングでとるのもいいでしょう。ちょっとした非日常を味わえます。

アウトドアリビングなら、汚れたり水がかかったりしてもあまり気になりません。ブラシやホウキで、サッと掃除できます。水栓を設置しておけば、洗い流すことも可能ですよ。

このような特長から、アウトドアリビングはDIYの作業スペースにもうってつけです。ペットのお世話や、キャンプ道具の整理もやりやすいでしょう。

自然を身近に感じられる

アウトドアリビングは、気持ちいい風や日光を浴びながら過ごせます。景色のいいところなら、周りの自然に溶け込んだような気分になれます。

ハンモックを付けて、よい季節にお昼寝したら、かなり気持ちいいですよ。みんなに自慢したくなるような、優雅なひとときを過ごせるでしょう。

プランターを設置すれば、ミニ菜園もつくれます。お子様と一緒に野菜を育てたら、楽しい食育になるのではないでしょうか。

レジャー空間として活用できる

広いアウトドアリビングなら、子どもやペットの遊び場として活用できます。親御さまは、LDKから様子を確認できますよ。

テントを張って、キャンプ気分を味わうのもいいですね。大人も子どもも、ワクワクできるでしょう。

アウトドアリビングをレジャーに活用されるなら、水栓やコンセントを付けておくと便利です。ホットプレートで料理したり、汚れた床を水洗いしたりできます。

【まとめ】アウトドアリビングの知識を深めて、後悔を防ごう

アウトドアリビングは自然を身近に感じられる魅力的な空間ですが、いくつか短所もありますので、理解しておきましょう。そうすれば「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクを減らせます。

短所を把握していれば、事前に対策を立てることも可能です。アウトドアリビングの設計になれたハウスメーカーや外構業者に相談しながら、あなたにピッタリの空間にしてみてはいかがでしょうか。

アウトドア活動が好きな方家の外のスペースを有効活用したい方には、アウトドアリビングがおすすめです。ぜひ、今回得た知識を生かし、後悔のないアウトドアリビングを実現してください。

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